※ 注意書きから失礼します。 この話は混合になります。 但し、原作云々キャラ設定もおそらく無視の無法地帯と化す予定です。 メイン主人公は当サイト連載中の 睡蓮主人公(鰤)がメイン主人公になりますが、 混合ですので鰤他キャラは名前のみの登場になると思われます。 混合先は緑たなびく某所です。要するに、誰得!?夢です管理人の管理人得!なやりたい放題な話になりますので 無理かもしれない予感がする方はスクロールせずに撤収することをオススメします。 上記を踏まえた上で、閲覧していただきますよう宜しくお願いします。 所変われば主人公!? Target-01- R Side ズガン! 響く銃声と硝煙の匂い ────────── には慣れたくないけどもう慣れた。 って悠長に構えてる場合じゃない。一体俺が何したっていうんだよいきなり酷いじゃないか! 「ボーっとしてるお前が悪い。」 「だって!」 「だって…じゃねぇ、さっさとやりやがれ。」 「酷いよリボーン…。」 この間やっと落ち着いたっていうのに。 骸との戦いが終わって、やっと一息つけると思ってたのにリボーンは俺に休みをくれようとしない。 リボーンが鬼なのは判ってる。判ってるけどちょっと位のんびりしたっていいじゃないか! 「ちょっとでいいんだって、ちょっとだけ休ませてよぉ…!」 「つべこべ言ってると…。」 風通しのイイ頭にしてやろうか、とは言わない。 言わないけど間違いなく銃口は俺の額を狙っていて 「ほんの少しでいいんだってば!今は…休まなきゃいけない気がするんだって!」 「ほぉ…ダメツナのクセにこのオレに楯突こうってのか?」 カチャリ、と撃鉄を引く音が響く。 容赦しねぇからな…とでも言いたげに、脅しじゃねぇぞ、と言っているように表情を固くするならともかく ニヤリと笑ってるから余計に怖い。 「だから聞いてって!何か…予感がするんだ。」 「…………話してみろ。」 必死になって訴えて、どうにか納得してくれたっぽいリボーンは拳銃を一応下ろしてくれた。 だから俺は朝から続く不思議な感覚をそのまま伝える事にした。 目が覚めてからずっと空が気になってた。 青い空が気になって、今日一日気が付けば俺は空を見上げてボーっと眺めてた。 何がそんなに気になるのか?は解らないけどそうしなきゃならない事だけは解って 「…………解った。」 「ホントに?ホントにちゃんと理解してくれた!?」 「お前が言いたい事は解った。多分それは…。」 「っ…。」 「現実逃避したいが為の嘘だな。」 「なっ…!?」 何でバレたーーーー! 「逃がさねぇぞ…ツナ。」 「ぎゃーーーーーー!!」 嘘がバレた俺がする事(される事)はただ一つ。 発砲するリボーンから逃げる為、裸足のまま外へ飛び出し ────────── そして。 どれくらい走っただろう後ろから追いかけてくるリボーンの気配(銃声)に追われながら、嘘だけど嘘じゃない気になる空を見上げて 「んなっ!?」 見つけた、っていうか見えたっていうか? とにかくありえない光景を目の当たりにしてつい立ち止まってあやうくリボーンに射殺されかけた。 けど、俺の様子に気付いたリボーンは俺に照準を合わせたまま俺の見上げる空を同じように見上げ 「……………死ぬ気で逝ってこい。」 「容赦ねぇぇぇぇぇぇ!!」 射殺はまぬがれたものの、替わりの死ぬ気弾を頂いてそれこそ死ぬ気で走って屋根に上って受け止めた。 何故だか判らない、けれど空から降りて(降って)来た人を。 「………………えっ?」 「コイツは………。」 その結果、ありえない状況に俺だけじゃないリボーンですら呆然とする。 「っどうしようリボーン、こっ…っこの人!?」 「人目につかないよう家に連れて行く。」 「えっ!?」 「さっさとしろ。」 「っ解った!」 今はリボーンの言う通りにした方がいい。 俺だってこの人をこのまま放ったらかしにする気は無い。 ───── だって…。 「なぁリボーン。」 「ちょっと黙ってろ。」 誰にも見つからないよう、何とか家まで戻って来て連れ帰った人を部屋のベットに横たえて30分、 部屋に充満する微妙な空気と沈黙に耐え切れなくなってリボーンに声を掛けても結局黙らされて ───── 流石のリボーンも困ってる…? 意識の無いまま俺のベットで眠り続ける(意識の無い)その人を見て困惑してるっぽいリボーンの様子に同じく困惑する。 俺だって正直信じられない。 人が空から降って来る事事態有り得ないっていうのに、その降って来た人がありえない人だったからこうなるのも仕方ないと思う。 いつもならこんな怪しい(?)事、直ぐに調べるとか何とか言って動くくせに、微動だにしないでただ黙って様子を伺うなんて ───── 仕方ないのかなぁ。 リボーンがこうなった理由が解らない訳じゃない。 リボーンがそうなった理由に心当たりがあったし、俺も同じだから理解出来た。 「本物…な訳ないよな?って言い切れないよな…。」 「ああ。」 「どうする?」 「目が覚めたら確認するしかねーな。」 「本人が”そうだ”って言ったら信じるの?」 「………………ああ。」 超直感なのかもしれない俺はこの人が”そう”だと思う。偽者とかそんなんじゃなくて、多分この人は…。 「けどリボーン、もしそうだとしてどう説明するの?」 「混乱…するだろうな。」 「アレ隠しといた方がいいかもしれないね。半分は獄寺君が持って帰ってるから今ある分だけでも。」 「ああ、今のうちに隠し…っ!?」 ってどうするか相談したり部屋の中をウロウロしてる気配に気付いたのか、その人がついに目を覚ました。 身体を起こして俺達の方を見て、ボーっとしてたのも一瞬直ぐに驚いたような表情に変わる。 「あのっ…っその。」 だから状況を説明してあげなきゃ!って思って口を開いても言葉が上手く出てこない。 ああもうこういう時に上手く話せない自分がホント嫌になるんだけど 「アタシ…一体?」 俺が言いたい事が解ったかのように(普通それが聞きたい事だから当たり前なんだけど)その人は俺達に問う。 たった一言だったけど、それが何を問うているのか?は十分理解出来る。 「オレの言う事を信用するか?」 そして、リボーンが口を開いた ────────── のはいいんだけどワザワザその人の膝の上に乗るのはどうかと思うんだ、俺。 「ちゃんと…説明してくれる?」 「ああ。」 「なら信じるわ。」 「そうか。実はな………。」 リボーンはついさっき起きた事を簡潔に説明した。 信じてもらえそうに無い事だからリボーンも説明しにくそうだったけど。 それでもリボーンはキチンと話した。 一番大切な一つはまだ説明しないままその人が空から降ってきた事と、ここはその人が本来居るべき”世界”じゃないって事を。 「身に覚え…いや、そうなった原因に心当たりはあるか?」 「ある…かもしれない。それより…貴方達が助けてくれたの?」 「そうだぞ。オレはリボーン、でコイツはダメツナだ。」 「っ違うよ!俺は沢田綱吉っ…です。」 「リボーン君と綱吉君…ありがとう助けてくれて。」 取り乱す訳でもなく、俺達の言葉を疑うでもなく頷いて”ありがとう”と言ってくれた人。 柔らかく微笑んで、膝の上のリボーンに”かわいいね”って小さく呟いて頭を撫でた ────────── けど。 「帰れる…かな、アタシ。」 「「っ!?」」 「どうかした?」 「………何でもねぇ。」 「っうん、何でもない…です。」 俺達に気付かれないよう気を使ってホントに小さく零した…っていうか無意識だったかもしれないその言葉を聞いた瞬間の、 ほんの一瞬見せた泣きそうなその人の顔に俺もリボーンも何も言えなくなって。 お礼を言われて舞い上がってたのかもしれない。 こんな事になって混乱しない筈ないし不安にならない訳がないのにそんな素振りなんか見せないで、 気丈に振舞ってるその人を本当にどうにかしてあげなきゃ!って思った。 俺達…だけじゃない、獄寺君や山本だってちゃんと説明すればきっと助けてくれる。 「ねぇリボーン…、あのさ?っ俺思うんだ。」 「………話すか?」 「それが…いいと思う。」 それに、隠せる事と隠せない事がある。 俺達が話していない事は隠そうと思ってても隠せるような事じゃない。 「あ…アタシまだ名前言ってなかったよね?アタシの名前は…。」 まるで俺達の考えてる事が解ってて、話そうとする切欠を与えてくれるかのようなタイミングで口を開いてくれるその人。 「あの ───── んですよね?」 「えっ?」 「どうせ言うなら聞えるようにハッキリ言え、ダメツナ。」 「黒崎杏子さんですよねっ!!!」 「すまねぇな…オレ達はお前の事を知ってるんだ。」 「あの、確かにアタシは黒崎杏子ですけど何で知って…?」 「気分を悪くしねぇで欲しいんだ。今から話す事は作り話でもなけりゃ嘘でもねぇ。」 「リボーン君?」 「ツナ、お前も何とか言え。」 「うっ上手く説明出来る自信ないよ俺!」 「チッ…使えねぇヤツだ。もっかい死ぬ気弾くれてやろうか?」 舌打ちされたって脅されたって上手く説明出来る自信が無いんだから仕方ないじゃないか!って恨みがましくリボーンを見れば 「気分を害するかもしれねぇけど今から説明する事に嘘は一つもねぇ。」 ふぅ、と溜め息を一つ吐いてゆっくりと語り始めた。 この世界には”黒崎杏子”という人が登場人物の漫画があり、その”黒崎杏子”の双子の弟である”死神代行:黒崎一護”が その漫画の主人公である事 ────────── その作品が”BLEACH”というタイトルである事を。 「ツナ…アレを出して見せてやれ。」 「………うん。」 そしてリボーンに言われるまま棚から取り出した単行本を”黒崎杏子”さんに渡した。 ───── 辛い…だろうな…。 自分が漫画の登場人物だなんて言われたって信じられないし信じたくない。 まして出会ったばかりの見ず知らずの人間にそれを言われたら? 現実には存在しない二次元の存在だ!なんて言われたら自分の存在そのものを否定されてるみたいで。 それを自分に置き換えて想像したらゾッと寒気がした。 まだ誰かと一緒だったら耐えられるかもしれない。 例えば俺だったら獄寺君や山本や、リボーンと一緒でそうなったとしたら辛うじて耐えられるかもしれない。 けど”黒崎杏子”さんはたった一人で知らない場所に放リ出されて見ず知らずの俺達にこんな非現実的な事を言われて どんな思いで手渡された漫画を見てるんだろう。 多分、リボーンも同じような事を考えてるのかもしれない。 ただ”黒崎杏子”さんをジッと見つめていた ────────── 疑うとか探るとかそんなんじゃなくて、どこか辛そうな悲しそうな瞳で。 だから俺は言わなくちゃいけない。 見つけたのは俺で助けたのも俺で(指示したのはリボーンだけど)、最初に出会ったのは俺達で、 その俺達は目の前に確かに存在する”黒崎杏子”さんを疑う気はこれっぽっちも無いんだから俺達から言わなくちゃいけないんだ。 「大丈夫…っだから!」 「………そうだな。」 「俺達がついてるからっ!帰れるよ…っ絶対!」 「ツナの言う通りだぞ。お前の事はオレ達が必ず何とかしてやる。」 「っあ……りがと…ぅ。」 俺達がついてるから不安にならなくてもいいんだ、って。 不安に震えて泣きそうになのも我慢しなくてもいいんだ、って。 ────────────────────────────── 先ずはR視点。 → 戻 ←